住宅エコリフォーム推進事業とは
住宅エコリフォーム推進事業は、カーボンニュートラルの実現に向け、住宅ストックの省エネ化を推進するため、住宅をZEHレベルの高い省エネ性能へ改修する取組に対して、期限を区切って国が直接支援を行う事業です。
つまり、省エネ性能が上がるドア・窓リフォームや建替えを行うと、国から補助金を受け取れる制度となります。
◉ ZEH仕様基準レベルの高い省エネ性能への改修に対する補助金制度
◉ 2箇所以上の開口部改修工事から申請可能
◉ 改修費用の40%(上限350,000円)を補助
◉ 窓改修1箇所最大99,200円※1、ドア改修1箇所最大144,000円※1の補助額
◉ 申請は、事業者登録を行った事業者様がお施主様の代わりに行います
※1 モデル工事費×補助率40%で算出。実際の工事費がモデル工事費より安い場合は補助額も低くなります。申請するには補助額合計が5万円以上であることが条件です。
※令和5年5月2日時点の情報です。本事業の内容は変更の可能性があります。また、掲載内容は概要であり、より詳細な条件が定められている場合があります。ご利用にあたっては住宅エコリフォーム推進事業実施支援室ホームページにて必ずご確認ください。
事業概要
住宅エコリフォーム推進事業の補助対象となる事業は、以下の3つです。
1.省エネ診断
2.省エネ設計等
3.省エネ改修(部分改修・全体改修・建替え)
省エネ診断
省エネ診断とは、第三者機関から評価を受けるための調査や審査のことです。
それに関わる費用が補助対象になります。
省エネ設計等
省エネ設計費は、省エネの建物へ改修する時にかかる調査・設計・計画などに必要な費用のことです。
省エネ改修と併せて実施する場合のみ対象となります。
部分改修
対象となる工事
・開口部の断熱改修工事<必須工事>
・躯体等の断熱改修工事
・設備の効率化に係る工事
※改修後に耐震性が確保されることが必要です(計画的な耐震化を行うものを含む)。
※部分改修による省エネ性能がZEHレベルとなるものに限定されます。
補助額
下記ABCのうち最も低い金額
A.モデル工事費 × 補助率
B.実際の工事費 × 補助率
C.補助上限額
※補助上限額:350,000円/戸、最低補助金額:5万円(診断のみの場合1万円)
※設備の効率化に係る工事については、開口部・躯体等の断熱化工事と同額以下となります。
補助率
・省エネ診断:3分の1
・省エネ設計等、省エネ改修:40%
全体改修・建替え
対象となる工事
・住宅をZEHレベルの高い省エネ性能へ改修する開口部・躯体等の断熱化工事、設備の効率化に係る工事
・断熱等性能等級5かつ一次エネルギー消費量等級6となるものでBELS等の第三者評価の認証を取得するもの
※再生可能エネルギーの導入は要件としない
・(建替えの場合)対象建物が建替えであることを証明する所定の書類を提出できるもの
・建物全体を断熱等性能等級5かつ一次エネルギー消費量等級6とする改修工事及び建替え工事
・型番登録された製品の利用は要件としない
※改修後に耐震性が確保されることが必要です(計画的な耐震化を行うものを含む)。
※改修による省エネ性能がZEHレベルとなるものに限定されます。
補助額
下記ABのうち低い金額
A.(全体改修)省エネ改修工事費 × 補助率 または (建替え)省エネ改修工事費相当額 × 補助率
B.補助上限額
※補助上限額:350,000円/戸、最低補助金額:5万円(診断のみの場合1万円)
補助率
・省エネ診断:3分の1
・省エネ設計等、省エネ改修:40%
対象期間
※締切は予算執行状況に応じて公表されます。
申請手続
申請できるのは事業者のみ
申請は、工事施工者や販売事業者等(事業者登録が必要)が行うことが条件です。
工事発注者や住宅購入者となる一般消費者は申請者にはなれません。
一般消費者は事業者から補助金の還元を受けることになります。
住宅エコリフォーム推進事業の詳細に関しては以下をご確認ください。