セカンド冷凍庫におすすめの置き場所は?設置のポイントとメリット・デメリット

おうち時間が増えたことによるライフスタイルの変化と種類の豊富さや価格もリーズナブルなことから、冷凍食品の需要が増えています。
冷凍食品は長期保存ができ新鮮な味わいをキープできるため人気が高まっていて、とくに共働きのご家庭では調理する手間や時間が短縮できとても心強い味方です。
しかし「家の冷凍庫が小さくて冷凍食品が入らない」とお困りの方の声は非常に多く聞かれます。
そんな便利な冷凍食品を活用するために、セカンド冷凍庫(サブ冷凍庫)を買い足すご家庭が増えています。
今回はセカンド冷凍庫を購入するメリット・デメリットや設置のポイント、おすすめの置き場所についてご紹介します。

セカンド冷凍庫

セカンド冷凍庫のメリット・デメリット

コロナ禍をきっかけにお家でご飯を食べる機会が増え、セカンド冷凍庫を購入される方が増えています。
そんなセカンド冷凍庫のメリット・デメリットを見ていきましょう。

セカンド冷凍庫のメリット

まとめ買いがしやすい(お買い物へ行く頻度を減らせる)
作り置きができる
備蓄食料(冷凍食品)をたくさんストックできる

 

まとめ買いがしやすい(お買い物へ行く頻度を減らせる)

最近では共働きのご家庭も増え、小さなお子様を連れての仕事帰りのお買い物は大仕事のため、週末にまとめ買いをするご家庭も多いと思います。
セカンド冷凍庫によって冷凍スペースに余裕ができれば、まとめて購入した食品や食材を新鮮な状態で冷凍保存しておくことができ、お買い物へ行く頻度も減らすことができます。
また、お買い得品をまとめ買いして保存することで節約にもつながります。

 

作り置きができる

毎日の料理の時短には、おかずをまとめて作り冷凍保存しておく方法が便利です。
作り置きをしておくことで、慌ただしい朝食の時間や仕事から帰ってきた後の夜の食事作りに大活躍してくれます。
また小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、離乳食を冷凍ストックすることで場所をとってしまうため、セカンド冷凍庫によって冷凍スペースに余裕を作ることができます。

 

備蓄食料(冷凍食品)をたくさんストックできる

最近の冷凍食品は種類もクオリティもどんどん進化しており値段もリーズナブルなものが多いため、手軽に調理したいときや毎日の食卓で彩りを添えたり、栄養バランスを整えてくれたりと活躍してくれます。
ふるさと納税やネット通販で買ったかさばる冷凍食品もセカンド冷凍庫にストックでき、またたくさんの冷凍食品をストックしておくことで、病気やケガ、災害時などの安心感にもつながります。

キッチン5

 

セカンド冷凍庫のデメリット

電気代

当然ですが、セカンド冷凍庫を購入するコストと、維持するための電気代がかかります。
しかし安いときにまとめ買いをしたりお買い物の頻度が減ることで無駄なものを買わずに済んだりと賢く活用することで時間もお金も節約できる場合が少なくないようです。

 

置き場所

セカンド冷凍庫を購入する上で、一番の課題が置き場所です。
今ある冷蔵庫に追加してセカンド冷凍庫を置くためのスペースが必要となるので、よく考える必要があります。
セカンド冷凍庫は最近広まり始めたばかりのため、あらかじめ設置場所が考えられた間取りになっているお宅はほとんどなく、さらに設置するスペースだけでなく、キッチンからのアクセスやコンセントの位置、安全面も考える必要があります。

キッチン

セカンド冷凍庫設置のポイント

セカンド冷凍庫はスペースがあればどこに置いても良いというわけではなく、便利に使うためのポイントがあります。
セカンド冷凍庫の設置場所を決める前に最低限確認しておきたい4つのポイントをご紹介します。

①動線を考慮する

セカンド冷凍庫の使用目的は良く考えておきましょう。
セカンド冷凍庫は調理時に使うことが多いため、キッチンから近いことで使いやすさがあがります。
冷凍のストック品専用でもない限りは、キッチンから離れた場所に置いてしまうと非常に不便なものになってしまいます。
また遠い場所に置いてしまうと、ついつい食品の存在を忘れてしまう可能性もあります。
普段使うものを入れるのか、ストック品を入れるのかなどセカンド冷凍庫に何を入れるのかで置く場所を考える必要があります。

 

②コンセントの位置

セカンド冷凍庫の近くにコンセントの差込口が必要です。
セカンド冷凍庫は24時間稼働させるため、コンセントに差しっぱなしになります。
コンセントに届かないと延長コードを使いたくなりますが、延長コードなどでたこ足配線で使用すると危険性が高くなるため、直接コンセントへ差し込める位置に置く方が無難です。

 

③設置スペースにゆとりを持たせる

冷凍庫を設置する際は放熱スペースが必要になります。
壁ピッタリに置いてしまうと上手く放熱できず、冷凍庫の冷えが悪くなったり電気代がかかってしまう可能性があります。
またセカンド冷凍庫のドアの開く向きや開閉スペースも考慮する必要があります。
ドアを開閉しにくい場所に設置してしまうと、大きなものを出し入れできなくなる可能性があるため注意が必要です。

 

④安全性の確保

セカンド冷凍庫を設置する場所には安全面にも配慮が必要です。
直射日光の当たらない場所はもちろんのこと、重量があるため耐震なども考慮した置き方をする必要があります。
また、水が冷凍庫にかかる場所や湿気が多い場所は故障の原因になる可能性があるため、置かないようにしましょう。

キッチン

セカンド冷凍庫の置き場所

セカンド冷凍庫の置き場所として、キッチン冷蔵庫の横が一番理想的です。
キッチンで作業する際にもすぐに出し入れすることができて、家事動線の効率が良くなります。
しかしキッチンは冷蔵庫一台分のスペースが一般的で、セカンド冷凍庫を置くスペースがない場合も多いと思います。
そのためキッチンに置く場所が確保できない時の置き場所を考える必要があります。

①パントリー

セカンド冷凍庫の置き場所として、ある程度の広さがある場合はパントリーが良いでしょう。
パントリーにストック品を固めておけるため整理がしやすく、動線的に考えても無駄がなく欲しいものがすぐ取り出せるのは大きなメリットになります。

 

②リビング

リビングは比較的広いスペースがあるので置き場所を確保しやすく、キッチンと隣接していることが多いためおすすめです。
アイスクリームや氷など、リビングでくつろいでいる時にすぐに取り出せるため、リビングで飲食をする方にとってはとても便利な場所です。
しかしリビングは、家族だけでなく親戚や友人、お客様もいらっしゃる可能性があるため、セカンド冷凍庫のデザインによっては生活感が出てしまう可能性があります。
インテリアなどの雰囲気を壊してしまうため、リビングに合うデザインのものを選ぶと良いでしょう。

 

③玄関

スペースに余裕がある場合は、玄関という選択肢もあります。
玄関の場合はキッチンから少し離れていますが、買ってきたものをすぐに収納できるため、大量に購入した際も重い荷物を室内に持って行く手間が省けます。
しかし玄関も来客時に目に付きやすい場所のため、シューズクロークに置いたり、パーテーションや大きめの観葉植物などで目隠しをしたりとセカンド冷凍庫が丸見えにならない工夫が必要になります。

 

④書斎や寝室

置くスペースを確保できない場合や人目に付かせたくない場合は、書斎や寝室に置いてしまう方法もあります。
来客の目に付くことはほとんどなく、邪魔になる事もほとんどありません。
ただ、キッチンから離れていること、セカンド冷凍庫の駆動音が鳴る事は考慮しておきましょう。

パントリー

まとめ

今回はセカンド冷凍庫についてご紹介しました。
置き場所に悩むセカンド冷凍庫ですが、あると日々の生活がとても便利になります。
これから家づくりを考える方は、あらかじめキッチンスペースに余裕を作りセカンド冷凍庫の置き場所も考えて見て下さい。

 

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https://www.daiei-co.com/staff/10595.html