知っておきたいリフォーム基礎知識!玄関廻りリフォームの失敗例

玄関廻りを素敵なデザインにしたり、使いやすくしたいと思っていても、どんなことに気を付ければ良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
玄関はお家の顔とよく言われます。
玄関廻りは来訪したお客様が一番最初に目にする場所であり、玄関廻りによってお客様のそのお家に対する第一印象が決まります。
また、玄関廻りはお家の快適性や安全性にも大きく影響する場所であるため、玄関廻りのリフォームを行う際は生活のしやすさも考慮する必要があります。
今回は玄関廻りリフォームで失敗しないために、玄関廻りリフォームの失敗例と成功させるためのポイントをご紹介します。

玄関廻り

玄関廻りリフォーム失敗例

失敗例1:湿気やニオイがこもりやすい

玄関の採風を考慮しなかったことで、空気の流れが悪くなってしまったという失敗例です。
最近の玄関ドアは気密性の高いものが多いため、空気が流れるよう工夫をしないと、玄関の湿度が高くなってしまったり、ニオイがこもってしまったりしてしまう可能性があります。
鍵付きの網戸や玄関ドア自体に採風機能があるものを選ぶと、通気性の良い玄関にすることができます。

失敗例2:光が入りづらくて暗い

玄関に窓をつくることができず、玄関廻りが暗くなってしまったという失敗例があります。
また、窓を付けたけれど思ったより明るくならないといった方もいらっしゃるようです。
玄関の明るさは、光の入る位置や方角、広さによって変わります。
そのため窓を設置できない場合には、玄関ドア自体に開口部のある採光できるタイプを選ぶことで対処することができます。
日中電気をつけずに過ごすことができるので、省エネにも貢献します。

玄関廻り

失敗例3:コンセントが足りない

玄関は、補助照明やイベント用品、掃除用具、電動自転車のバッテリーの充電、除湿器など家電製品を使うことの多い場所です。
コンセントが使いたい場所から遠い場合や、そもそもつけ忘れた場合など、使いたい家電製品を使うことができないといった問題が起こる可能性があります。
使いたい場所とは反対側の壁にあるコンセントを使うことは困難のため、壁の両側にコンセントがあると理想的です。
室内はもちろんのこと、玄関ポーチでも家電製品を使う可能性があるため、盗電対策をした屋外コンセントも検討してみましょう。

関連記事:玄関ポーチでよくある後悔とは?失敗しないためのポイントを紹介!

失敗例4:床が濡れやすい、汚れやすい

玄関ポーチは庇を付けることが一般的ですが、デザイン性を重視して庇や軒のないお家にする方も増えています。
雨を遮るものがないデザインにすることで、屋根からの雨垂れや直接雨が吹き込むことによって玄関廻りが濡れたり汚れたりしてしまいます。そうなると、掃除の回数や手間が増えてしまいます。
また、玄関廻りの床に使われている素材は、中には濡れると滑りやすくなり、特に冬場は濡れたタイルが凍り付く可能性もあるため注意が必要です。

玄関廻り

失敗例5:玄関廻りの広さとドアの開き方

玄関ポーチにある程度の広さがないと、ドアの開閉の際にポーチが使えないといったことが起こります。
例えば、ドアを開く際に訪問者が階段下に降りなければならなかったり、荷物を置いたらドアの開閉がしづらかったり、傘の開閉がしづらく濡れたりしてしまうなど、ストレスを感じる場所になってしまいます。
玄関廻りには柱、壁、階段などがあることも多いため、ある程度の広さとドアの開く方向はしっかりと確認しましょう。

失敗例6:玄関ドアだけ浮いた印象に

玄関ドアを気に入ったデザインの良いものを選んだけれど、他の部分と雰囲気が違いバランスが悪くなってしまったという失敗例です。
玄関ドアはお家全体との調和を考える必要があり、デザインだけでなく色や性能も重要です。
最近の玄関ドアは、色々な種類・デザイン、性能のものが用意されていますが、建物自体が古いままの場合、玄関ドアだけを取り替えると浮いた印象を与える玄関になってしまう可能性があります。
外壁リフォームと一緒に玄関ドアのリフォームも行うことで、お家全体のバランスを取ることできます。

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玄関廻り

玄関廻りリフォームを成功させるためのポイント

リフォームの目的を明確にする

玄関廻りのリフォームをする理由や目的はさまざまあるため、目的を明確に定めることが重要です。
美観の向上やセキュリティの強化、住宅性能の向上、利便性の向上、補修や交換など、どの部分をどのようにしたいのかをはっきりさせましょう。
明確な目的があれば、リフォームの方向性や必要な予算、工程を決定しやすくなります。

デザインと機能性を考慮する

玄関は家の顔とも言える場所であり、訪れる人に与える印象を左右します。
そのため美しいデザインを考慮すると同時に、機能性も重要です。
玄関ドアの性能や十分な量の収納スペース、屋根や庇の設置など、日常生活でより便利になる要素を取り入れることで使い勝手の向上が図れます。

アクセスのしやすさ

玄関は毎日出入りする場所であるため、アクセスのしやすさも重要です。
特に高齢者や障がいを持つ方がいる場合、バリアフリー化を考慮することも大切です。
段差の解消、手すりの設置、幅の広いスロープの設置など、安心して利用できる環境づくりを心掛けましょう。
バリアフリー化がすぐに必要ない場合でも、将来を見据えて、リフォーム可能かどうか把握しておくことも大切です。

玄関ドアの性能

玄関の印象を最も左右するのは玄関ドアです。
そのため、玄関ドアのデザインも非常に重要ですが、玄関ドアの性能もまた重要になります。
玄関ドアには、断熱性が高いもの、採風・採光ができるもの、防犯性が高いもの、タッチレスキーなど利便性が高いものなどがあります。
特に、玄関は熱の出入りが多い場所なので、玄関ドアの断熱性能を高めることは、快適で経済的な住環境につながります。

玄関廻り

まとめ

玄関廻りリフォームの失敗例と成功させるためのポイントをご紹介しました。
玄関廻りは、そのお家に対する第一印象を決め、快適性や安全性にも大きく影響する場所です。
デザイン性と使いやすさの両方を追求した、素敵な玄関廻りを一緒につくりましょう。

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